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「古窯_総合」
古窯_美濃-大窯Ⅳ期

中窯古窯

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錆びつき放置された案内板


未調査ながら知名度の高い古窯である中窯。
理由に茶陶製品を焼成していたこと、もう一つに骨董において志野を中心に出回っていることが挙げられる。

事実、重ね焼きの陶片を見ると2種類あったことが判る。
一つは雑器でよく見かけるヨリ土を輪っか状にしたものをかませ重ねる方法、
もう一つは挟み皿をかまし目跡がつかない様に焼成されたもの。
後者のように、小皿レベルに対し処理後の景色を考え窯詰めした手間を考えると、この窯の性格が垣間見える。
同時代の古窯では近くの深沢古窯で見られる。

 中窯は五斗蒔道に面した東窯に2基、対面の西窯に1基の計3基が稼働。
いわゆる美濃桃山茶陶を焼成し、茶碗・鉄釉(柿釉)茶入など大窯Ⅳ期でることもあり、作為が感じられる作風が作られる。
面白い製品で雑器だが、鉄釉総掛皿が見られた。
天目含め美濃陶は高台部は露体するのが常だが、総掛けとは珍しいものを焼いている事も中窯の性格を表しているかと思う。

なお、最近美濃で見られなかった盗掘跡が、残念ながらこの中窯で見られた。
数年前、盗掘団がお縄になってから静かな時を迎えていたのだが、まさか美濃で再発しているとは夢にも思わなかった。
残念である。


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物原より東(表)窯を望む

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物原

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新たな盗掘跡
中馬・瀬戸方面は総じて減っているが、五斗蒔街道は本当に減らない。
スコップやゴミ袋をそのままに放置していくのが更に腹立たしい

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形の良いサヤ
東西境となる尾根にて

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西(裏)窯

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